名人のブログ
 
モーターサイクルダイアリーズ
 



赤頭巾

赤頭巾ってどんな話だっけ?

おそらく多くの人は狼と赤頭巾の少女を思い浮かべると思います。
赤頭巾は狼に襲われるが、猟師に助けてもらい狼を退治してハッピーエンドとなる。そう記憶しているはずです。

グリム童話ですね。

グリム童話にはその物語の原文があります。
もともと赤頭巾の話は口上で伝わった話なので作者とかはいません。それを文章化したのが赤頭巾の原文です。

今日は講義でその原文を読む機会があったのですが、なかなか興味深かったです。
プロセスや結末がグリムとはかなり違っていました。
そもそも猟師なんて出てこないし、少女も狼も死なない。
「少女は自分の不注意で狼に襲われるが、自分の知恵で困難を解決する」といった話です。かなり抽象的で読み応えがあるw
完全に大人の読み物です。エロいです。
スカトロジーやカニバリズムなどとてもグリム童話にはありえないような要素が垣間見れます。
時代にあった価値観によって赤頭巾の話は改訂されてきたのですね。

文学って面白いな。それも古典!
あらゆる物語の原点だよ。
押井守監督の「人狼」も赤頭巾の話に沿ってますよね。
新しい解釈なのではないかと今更気がついた。
奥が深いな。

なぜ赤頭巾なのか

そもそも原文に登場する主人公の女の子は赤頭巾など被っていません。
赤頭巾が登場するのは1697年のシャルル・ペローによって作られた物語からです。

赤は日本では太陽の色、生命の象徴、紅白など+のイメージですが、西洋では罪や虚栄心の象徴なのです。
アンデルセンの「赤い靴」とか。
これは今回はじめて知りました。赤といったら労働のイメージしかありませんでした。
(余談ではありますが工具箱が赤いのも実は労働といった意味が込められているのではないでしょうか)

ペローの書いた赤頭巾の物語は赤頭巾の少女が狼の指示に従った結果、狼に殺されて終わりといった話なのです。ペローは自己責任論を話の中に溶かしたのです。
つまり因果応報として悪である少女に罪のイメージである赤頭巾を被らせたのです。

来週はこのネタを元に1200字のレポート書かなきゃならないorz
明日は・・・免許更新しにいかなきゃ・・・
メンドクセ。お近くのポリステまで逝きます。事故とか違反とかしてるので2時間講習受けることになります。たぶんビデオとかだと思うけどw
あのポリで詰まった建物に行き更に重い内容のビデオを2時間も見るなんて考えただけでも気が重くなる。
二年前の今頃はポリに囲まれて恐縮しながら反省文書いてたし、今年の春なんか事情聴取で出向いた。
僕は、自分で言うのも何なのだが、そこまで悪いヤツじゃないんだぜ。
そりゃひとりでガードレールに突っ込んだり、タクシーに撥ね殺されかけたりしたけど、ガードレールがちょっと汚れたぐらいで後はミニ渋滞という程度じゃないかw。

Kサツはいつから至極善良な市民をいぢめるのが仕事になったんだい?



10月16日(火)20:59 | トラックバック(0) | コメント(2) | その他 | 管理

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コメント

 1: おまwww

ふwざwけwんwなwwww

そのせいで当時風邪引いたっつーのwwwww


 by りりっとる | 10月17日(水)01:32

 2: >りりっとる

その節ではお世話になりました^^。
土山では良くあることですよね。


 by 名人 | 10月17日(水)10:35


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